栃木県上都賀庁舎
- 設計コンセプト
- 上都賀庁舎の老朽化に伴い、既存庁舎を生かしつつ建替えを行った庁舎です。
新庁舎建設後に既存庁舎を取壊し、その後外構整備を行い、庁舎竣工後2年、設計開始時より5年の歳月を費やし、ようやく全体の竣工を迎えました。
シンプルでコンパクトな平面計画、凹凸がなく見通しのよい平面計画とし、機能性・合理性・管理性を追及し、かつ費用対効果の高い計画としています。ユニバーサルデザインの手法を取り入れ、季刊の組織改編、用途等の変更に柔軟な対応が可能なように階段、昇降機以外の間仕切壁は乾式壁とし、将来のレイアウト変更が容易となるよう計画しました。南面に夏の直射日光を遮り、冬の日射は室内深くに取り入れる役割の庇を設けることで、自然光を取り込みながら熱負荷をコントロールし、照明・空調の消費エネルギーの削減を図っています。 - 概要
-
施設用途 庁舎 所在地 栃木県鹿沼市 構造 / 規模 本館棟：鉄筋コンクリート造5階建、付属棟：鉄骨造平屋建・2階建 延床面積 5,144.36m² 施工年 2017 備考 太陽光発電、LED照明、人感センサー、全熱交換器