チルド米飯共配佐野センター + とちぎ水素ステーション
- 設計コンセプト
- 大手コンビニエンスストアの食品運送業務のための配送センターです。
敷地は東北自動車道佐野藤岡ICより東へ3km、国道50号に面した交通条件に恵まれた場所にあり、企業等の誘致による地域促進のための新規産業拠点として地区計画制度を活用しています。
配送センターは中央に事務所を配置し、両サイドに低温のチルド庫及び中温の米飯庫を配置しています。施設運営上24時間稼働となることから、BCP対策として、保安用発電機の設置や、不同沈下・地震・液状化に強い地盤置換工法(コロンブス工法)の採用を行い、地域の食のインフラを安心・安全に支えられる施設を目指しました。
外観は企業カラーのブルーをアクセントカラーとして取り入れ、すっきりとしたシンプルなデザインとしています。エントランスホールには県産材の大谷石を採用し、栃木県の拠点として特徴ある空間としています。
また、施設内には、同事業主による栃木県内初の商用水素ステーションを併設しています。FCV乗用車・バス・トラックの水素満充填が可能となり、環境に優しい車両の普及促進を図っています。 - 概要
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施設用途 配送センター、水素ステーション 所在地 栃木県栃木市 構造 / 規模 鉄骨造平屋建 延床面積 佐野センター 3,218.74㎡、 水素ST 259.70㎡m² 施工年 2020 備考